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まっく MAC まっきゅ〜 まっくどん がんじい
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【名前の由来】
まっくろくろすけのまっく
【生年月日】 1994年9月22日
【性別・犬種】 男の子  ミニチュアダックスフント
【出身】 代官山(ペットショップ)
【大きさ】 7.2キロ・・・かなり大きめ(^_^;)
【毛色】
ブラック&タン 本当にきれいなタンを持っています。
【好きな言葉】

おやつ(どんなに怒っていてもこの一言で機嫌が直る)
ごろごろ(まっくとごろごろ寝そべって話する)

【嫌いな言葉】

歯磨き(噛みつきたくなるほどイヤらしい)
ハウス(オレ様が閉じこめられるなんて許されないことらしい)
お留守番(聞くとすぐにふてくされて寝室に閉じこもる)
【特技】


おもちゃの在処を探し出すこと。
どこにしまっても必ず探し出して、取ってくれとワンコワンコ要求する。
ごはんの時間がわかる。
【趣味】


ボールを破壊すること。
いい匂いの靴下を物色して守ること。
昼寝。

【特徴】





本当にがんこじじいを絵に描いたような、縦のものを横にしない性格。
自分の我はとことん押し通す。絶対にあきらめない子。
ものを申すときには、必ず犬部屋の敷居に手をかけてから演説を打つ。
人間の言葉をとても理解している。
理解はしているが、言うことは聞かない(苦笑)
アルファ2乗くらいの性格である。

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★まっくとの出会い
 1994年の11月、まったくの予告なしに、まっくは我が家にやってきた。
 その日はめずらしく残業がなく、私はうきうき気分でウインドウショッピングに出かけた。その頃私が勤めていたところは渋谷から一駅の場所で、とても天気の良い日だったので、最初は地下鉄で渋谷に出ようと思って会社を出たのだけれど、なんとなく途中から歩いてみる気になった。大橋から坂を上って旧山手通にかかったとき、ふと1軒のペットショップが目に入った。その年の春にきれいなマンションから、ボロ家に住み替えたときから犬を飼いたい!とずっと思っていたのが突然沸騰状態になり、気づくとペットショップのドアを開けていた。
 
 こんな高そうなペットショップやばいんちゃうか?と思いつつもサークルの中に居るかわいい小型犬に目がいく。でも、私が欲しい犬はゴールデンレトリバー。とりあえずここには居ないようなので、売りつけられる心配はないだろう。このペットショップの店主は女性でとても気さくな人だった。ゴールデンが欲しいんだけど・・・という要望を伝えつつ、手はそこにいる小型犬と遊んでいた(笑)
今でも感謝しているのは、このときこの店主が「はいはいゴールデンですね」と、すぐに私の要望を聞き入れなかったことである。「おうちの広さはどのくらいですか?犬にどのくらいの時間をかけてやれますか?」などなど細かく質問して、私にゴールデンが飼えるかどうか考えてくれたのである。答えは「残念ながらあなたには中型犬は無理よ」ということだった。
 
 そこで私の「一緒に遊べる犬が欲しい」に答えて勧められたのがコーギーだった。犬種図鑑を見せてくれていろいろ説明してくれて、私もなかなか気に入った。つぶらな瞳、かしこそうな耳、愛嬌のある容姿。この時点で私は99%、この今まで知らなかったコーギーという犬を飼おう!と心に決めていた。しかしそれには相棒の許可がいる。なんせ服でも見に行こうか・・・と思って歩いていた途中の出来事なので、相棒は今私が犬を買おうとしていることなどこれっぽっちも知らない。とりあえずコーギーは今ここには居ないということ、予約して1ヶ月くらい先にならないと来ないということ、だからお家に帰ってよーく家族と話し合って決めてね・・・ということで、コーギーの特徴を書いた紙を貰って、ひとまず帰宅することになった。家に帰って「犬を飼おう!」と相棒を説得してみたが、なかなかうんと言わない。コーギーの話を「ボール投げもやるんだってよ、すごく遊び好きなんだって・・・」と一生懸命アピールしてみたが、結局ダメ。最終的にもっと小さい犬なら・・・という許可が出た。
 

 片手でもてるような猫くらいの大きさまでなら・・・それが条件だった。
あ!あのサークルの中で一生懸命私の手にじゃれていた子・・・あの子なら小さいしかわいかったし、いいかもお!
そう思ったら、相棒がやっぱりやめたという前に犬を連れてこなくてはならない。おもむろにペットショップに電話をし、「あの黒い子も一緒に遊べるタイプの犬かしら?」と聞いていた。「ダックスはとっても遊び好きだから、ダックスが気に入ったなら、それもいいと思うわよ」と言われ、夜の8時だっちゅうに、いきなり犬を買いに行った(爆)
ちょうど週末だったので、今日迎えれば2日間はべったり一緒に過ごせるし、相棒が来週は早く帰れる週だったので都合がよい。そんなことよりなにより、早く子犬と一緒に過ごしたい。おもちゃを買って貰う子供と同じ状態である。うきうきわくわく、その黒い犬を抱きしめて帰った。

抱きしめて帰る直前の図

 
 かくしてまっくは我が家の子となった。ゴールデン→コーギー→ダックスとわずか数時間のうちに一緒に暮らしたい犬は変わっていったのであった。

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★まっくとのラブラブな生活
 念願の犬と一緒に暮らせるというシチュエーションに私の心は終始ハイテンション。どこに行くにも何をするにもまっくと一緒。お散歩解禁が待ちきれず、バスケットに入れて連れ歩く始末。でも今思えば無謀に思えるこの行動こそ最高のパピートレーニングになっていた。まっくは人も犬も大好きだし、たいていのことには動じない犬に育ってくれた。
 それからの私は親ばか三昧で、それまで服やカバンに使っていた資金をすべてまっくに使うようになっていた。まっくのハウス、洋服、革製のお高いリードとカラー。ちょっとかわいい犬用品を見るとすぐに買わずには居られない。家の中もまっくの寝床、まっくのトイレ、まっくの遊び場で浸食されていった。トイレの覚えが悪くても、好き嫌いをしても、かわいいまっくは何でも許せるのだった。
 まっくが来てしばらくたつと、まっくの友達が欲しくなった。公園の遊び友達だけでなく、同じダックスの友達が欲しくなったのである。愛犬雑誌を買ってきて、ダックスの会なるものに入会し、文通友達を作った。当時はパソコンなんて持ってなかったし、使ったこともなかったから、原始的な文通である。まっくの日常を書きつづり、写真を添えて手紙を送る。相手もまた同じように送ってくれる。生まれてこの方、子供時代にじいちゃんばあちゃんに手紙を送ったこと以外に手紙など送ったことのない私が文通なんかするようになるとは夢にも思わなかった。親ばかとは恐ろしいものだ。今はもうこの会はやめてしまったけれど、その後パソコン通信やインターネットをするようになってから、ここで出会った人たちと再度会うことになり、その中のいくつかは今でもすてきなお友達として続いている。まっくが作ってくれた縁である。新しい出会いを導いてくれたまっくに感謝(^_^)
 寝ても覚めてもまっくのことを第一に考える。これは私だけじゃなかった。最初は怪訝そうな顔をしていた相棒も、いつしかまっくの魅力の虜となり、夫婦二人してまっくを溺愛することになる。寝るときなどまっくを真ん中に川の字状態。まっくがどっちを向いて寝るかで喧嘩する始末。きっとまっくはあのころが一番幸せだったと思っているに違いない。

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★まっくの目
 まっくの目は見えません。遺伝病のためです。進行性網膜萎縮(PRA)と言って、ダックスには多い遺伝病だそうです。でも、まっくはそんなことまったく気にしていません。毎日一生懸命楽しいことを探して生きています。だからかわいそうじゃないんです。
 
 これを読んで、まっくのブリーダーやペットショップに対して何か意見のある方が居たとしても、私はそれを望みません。だから絶対に抗議などはしないでください。なぜなら、ペットショップもブリーダーも実に真摯にこのことを受け止めて、私とまっくに対して最大級の誠意ある対応をしてくれたからです。私は今でも、ここで犬を買って良かったと思っています。
 
 まっくの目が見えないことに気づいたのは、まっくが1歳半年を過ぎた頃でした。伊豆に家族旅行に行った時でした。まっくと相棒と私の3人で。ジャングルパークや石廊崎の港、白浜に大室山、いろいろな観光地に行きました。いつものまっくと違ったのです。いつもたったかたったか私の前を歩くまっくの歩みが非常に遅く、そして縁石に躓いてばかり居ます。小さい頃からあわててつまづくことの多い子でしたが、ここ最近はそんなことも少なく、落ち着いてきたなと思っていたのです。ゆっくりゆっくり歩いているにもかかわらず躓くのだから、あわてて躓くのとは訳が違う。なんかおかしい。その時はじめてそう思ったのです。
 
 旅行から帰り、真っ先に病院に行きました。「先生この子の目はちゃんと見えていますか?」
答えは「見えていないみたいだ・・・」
それまでだって、健康診断と称して目に光を当ててみて貰ったりしていました。でもそれだけではお医者様も気がつかなかったのです。 まっくの目は瞳孔もきちんと収縮します。光の具合によって収縮するんです。だからちゃんと見えているとお医者様も思っていたのです。ところがボールペンのように先のとがったものをそーっと目に近づけたら、まったく瞬きもせず、そのまま近づければ目の中に入ってしまいそうなところまで近づいても、まっくは反応しませんでした。
 
 ペットショップに相談に行き、その紹介で大学病院で検査をし、二度と見えるようにはならない病気だということがわかりました。大学病院からの帰り道、何度も車を止めて涙を拭きました。あんなに泣いたのは生まれて初めてでした。ふいてもふいても後からこぼれ落ちる涙。2時間ほどの道のりを5時間以上かかって家にたどり着いたときには、すっかり私の顔はカエル顔でした。
 
 人間泣くだけ泣いたらすっきりするものです。こうなったら、まっくが困らないように生活を変えていくしかありません。ふたたびまっくと私の楽しい生活が始まりました。泣いても笑っても同じ人生なら笑って過ごさなきゃソンソン(笑)

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★まっくと親戚なワンちゃんの飼い主さんへ
 まっくと親戚だからと言って、そのワンちゃんがまっくと同じ病気を発症するとは限りません。どうか過敏にならないでください。キャリアと言って、遺伝子を持ちながらも一生発症しないですむ子もたくさん居ます。でも、もしも動きが鈍いなどの心配事があるときは、よく調べてあげてください。
 
 まっくと近い親戚で繁殖をお考えの方は、よくよく調べてくださいね。そして、その子で繁殖をすればPRAの子が生まれてくるかもしれないことを覚悟してください。その可能性はまっくと親戚じゃない子に比べると高いものです。できれば、きちんと調べて大丈夫だと判断できない限りは繁殖を思いとどまってくださることを願います。
 
 今そこに居る健康な子が病気になるのではないか?とむやみにおそれることは、まったく必要のないことです。でも、「 病気を持った子を作り出すかもしれない」ということには、繁殖を考えるすべての方に慎重になって欲しいと願います。

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