まっくの病気はどんな病気?

進行性網膜萎縮(PRA Progressive Retinal Atrohy)

突発性網膜変成
 
 どうして二つの病名をあげているかというと、3人のお医者様に見せた結果、2人が進行性網膜萎縮の病名をつけ、1人が突発性網膜変成の病名をつけたからです。どちらにしても遺伝から来る病気で、網膜に異常が見られることに変わりはないとのことです。
 また、西洋医学がダメなら東洋医学ということで針にも行きましたが、効果はなしでした。針は視神経の異常によるものだったなら、かなりの効果が期待できるそうですが、残念ながら神経とは関係ない病気でした。
 目の奥にある網膜というところが萎縮(変成)してしまい、だんだんに見えずらくなり、やがて失明に至る病気です。通常、網膜にはたくさんの血管が存在して、この血管に送られる血によって養分が届き、目としての機能を果たすのです。ですが、この病気にかかると、だんだんに血管が後退していきます。まっくも病気がわかった頃は、通常よりは少ないとはいえ、太い血管を見ることが出来ました。半年ごとに検査をするたびに、その血管が消えていきます。そして網膜はどんどん鏡面化していきます。

 1歳前後で見えなくなるタイプと、もっと遅く3歳4歳になってから発症するタイプがあるようです。つまり去年まで大丈夫でも今年はわからない・・・というやっかいな性質を持っています。
まっくの場合は1歳半で医学的に失明を証明されましたから、前者のタイプです。

 ミニチュアダックスでは通常後者の方が多いそうなので、まっくは少数派のようです。

 個体差があるようですが、網膜の萎縮と同時進行で瞳孔の収縮も次第に緩慢になっていきます。まっくの場合は小さい頃、この瞳孔の収縮が良かったため、発見が遅れました。通常のライトを当てて瞳孔がきちんと収縮するかどうかの検査では、健康な子と変わらないスピードで動いていたのです。
今では誰でも違いがわかるほど、ゆっくりゆっくり収縮します。

 後になって思えば・・・なのですが、まっくの目は日光に透けると、きれいな緑色を発していました。これもこの病気の特徴のようです。フラッシュをたいて写真撮影したときなど、ほかの子が赤目になるのに対して、まっくの目はスペシウム光線でも出てるんかい!ってくらいにピカーっと光ります。鏡面化した網膜にフラッシュが反射するためでしょう。
 
 また、夜盲症が最初に症状として出てくると言われています。だんだん明暗だけがわかるというところにいきつき、失明に至るようです。明暗だけがわかる状態になってから本当に何も見えなくなってしまうまでは、実際にどの程度犬がわかっているのか確認のしようがないためわかりません。
  まっくも4歳くらいまでは、明るいところでコントラストのはっきりした物に対して、反応を示すことがありました。
たとえばよく晴れた日に一面の濃いグリーンの芝生の上で真っ白のボールを見つける時は、鼻だけを使ってボールを探し当てるのとは違う反応を示していました。
 

 あなたの犬がもしまっくと同じ病気だったら・・・
何も心配することはありません。この病気の犬に出来ないことは繁殖だけです。あなたのパートナーとして、犬は何も変わることはありません。今までと同じように幸せを運んでくれます。どうか犬が最期を迎えるその日まで、今までと同じ愛情を注いでください。