まっくとクリッカートレーニングをすることになったいきさつ
もちろん柳の下のドジョウねらいである(笑)
りおにこれだけ向いているクリッカートレーニングなら、同じダックスのまっくにも向いているはずだ!
目の見えないまっくにとって、通常の訓練方法では無理なことが多く、無理をさせるくらいなら訓練などしなくてもいい!とずっと思ってきました。若いうちにマテとスワレとおいでだけは無理矢理入れてしまったので(かなり強引に)これ以上のことは教える必要はないと思っていました。そしてまっくにはまっくの法律を作りました。ただ、いつも何かをやりたがっているまっくにとって、これが最前の方法でないことも分かっていました。でも、ストレスが重なるとてんかんの発作を起こすまっくに強制の訓練方法は使えないのです。りおもせらも基本的に強制は使いません。だけども、他の子には強制ではないことも、まっくには強制になることがいっぱいあります。
フセをさせるとき、健常な子はおやつを目の前に見せてそっとお尻を押さえながら、おやつを地面に近づけ前方に引けば自然にフセの状態になります。これは強制とは呼ばない方法です。でも、視覚のないまっくにはお尻を押さえられたまま匂いの誘いだけで前に出ることはとても勇気の要ることなのです。お尻を押されること自体も大きなストレスになります。健常な子なら何とも思わないことに恐怖を覚えたりするのです。
りおをトレーニングするうちに、クリッカーならまっくも・・・と思い始めました。クリッカーはやって欲しい動作を褒めるだけのトレーニングです。まっくにかかるストレスを最小限にしてトレーニングが出来ます。そして、その合図が特定の音というまっくにも非常に分かりやすい合図です。もちろん、トレーニングに必要な誘導の手法が他の子に比べると限られてしまいますが、工夫すればまっくにも同じ遊びをしてやれます。誘導があまり使えない分、たまたまの動作ねらいが多くなるので、他の子と全く同じというわけには行きませんが、ゆっくりでもなんでも、毎日まっくが楽しみにしてくれる遊びになるのなら、やってみない手はありません。
ダメ元で始めたまっくのクリッカートレーニング。まさか涙が出るほど嬉しいことが起こるとは・・・この時は思っても見ませんでした。