2日間休憩したせいか、今日はやる気満々です。クリッカーを持つのを見て、りおもなんだかやる気満々。 りおはダンベルを見て私を見て、すぐにダンベルをくわえに行き振り返りざまに私にダンベルをぶつけてきます(笑)小さなダンベルなので痛くもないし、私は笑いながらクリッカーを鳴らし、ご褒美のフードを一粒出します。この時点で今日のお題は決まりました。今日の正解は「私のところにダンベルを持ってくる、運ぶ」です。りおは、もう何をすればご褒美が出るのか分かった!という顔をして得意げに何度もダンベルをくわえ立ち上がり私に投げつけるを繰り返します。少しずつダンベルを置く位置を遠くにしていきました。2メートルほど離れたところに置いたとき、りおは真ん中くらいから投げてきたのですが私までダンベルが届きません。当然クリッカーは鳴らないわけです。でも、りおはダンベルの横を通り過ぎて、私にご褒美をくれ!と駆け寄ってきます。ちっちっち!りおったらダンベルを投げればいいと思っているな・・・と私の期待する「私のところに持ってきて欲しい」行為とは違うことを確認。無視していると、私に飛びついたり吠えて見せたりした後、再び捨ててきたダンベルをくわえてきて、私の目の前で私に向かって投げつけました。カチン!ご褒美のフードが3粒出ました。さらに3メートル先、部屋の一番端(5メートルくらいあるかな)とダンベルの位置を移動していき、同じように私の目の前又は私の膝の上にダンベルが届いたときだけクリッカーを鳴らしていきました。りおも夢中になってやっていたので、この日は少し長い時間トレーニングを楽しみました。この日は途中でダンベルを落とすことなく私のところまで届けたときにジャックポットとしてヨーグルトが出ました。
りおは自分でよくやったご褒美!と思って食べていたでしょうが、りおにあげた後、なにもしていない他のワン達にも同じおやつをあげています。そうです、もともとあげるはずだったおやつをジャックポットとして利用しました。でも、りおが一番美味しそうに食べていたのは、お仕事を終えた後だったからなんでしょうね(笑)
ダンベル第5日目 手からダンベルを取る
昨日やった「距離を長くしても私のところに持ってくる」の復習をまずやります。1メートル、2メートル、3メートル・・・りおは一つもミスすることなく得意げに私の膝めがけてダンベルを投げつけてきました。最初のうちはくわえて持ち上げることを躊躇した固い物体にもりおはすっかり慣れたようです。そして、ダンベルで何かをするとご褒美が出ることもすっかり刷り込まれました。少しずつ私の手がおもちゃやダンベルの近くにあっても痛くない、怖くないことを教えていくことにしました。私は両手でダンベルを挟んでりおの口の前にそっと近づけました。りおはしばし固まっていましたが、そーっとダンベルに口を近づけました。カチ!おやつ。5回ほどこれを繰り返した後、口を近づけてもクリッカーは鳴らなくなりました。2回3回と口を近づけるのにクリッカーは鳴らない・・・。ここで、りおはあきらめて向こうに行こうとします。(ありゃりゃりゃ、先を急ぎすぎたかな)思わず「りお!」と呼ぶと、戻ってきて再びダンベルに口を近づけました。カチ!おやつ。「なんだやっぱりこれでいいんだ!」と2回目3回目とこれを繰り返しました。ここから、またクリッカーを鳴らさずにりおがダンベルをくわえるのを待つかどうか考えましたが、私の手のそばでおもちゃと遊ぶことに抵抗のあるりおに対して、ここはゆっくりやるべきだと判断し、この日はもう一度ダンベルに口を近づけたところでポッケに残っていたフード4粒のご褒美をあげておしまいにしました。
休憩2日間
ダンベル第6日目〜9日目 地道に繰り返し
りおにとって不得意なこと、怖いかもしれないことをさせるので、ここは時間をかけることにして、6日目と同じトレーニングを繰り返しました。途中何回かクリッカーを鳴らさないわけですが、りおは考え込んだ後やはりあきらめてしまうのです。余程マツボックリ事件が彼の心の傷となっているのでしょう。途中にオスワリやフセなど、りおが出来ることを混ぜてトレーニングそのものに飽きないよう楽しいようにと心がけながらやってみたのですが、毎日ダンベルに関しては同じところで足踏みしました。
5日目まで比較的順調に進んでいたので、私にとってこの停滞期間はいろいろな思いがかけめぐります。やっぱりダメかな・・・とか、そんなに怖い思いをさせちゃったことに今更気づいた反省の気持ちもありました。
ダンベル第10日目 「手からダンベルを取る」ができた!
同じ練習しか出来なかった5日間でしたが、この日も同じ練習をしていると、ダンベルに口を近づけても鳴らない・・・ということが2回続いた後、りおはそーっと小さく口を開いてダンベルをくわえようとしたのです。完全にくわえる前に嬉しい私はクリッカーを鳴らしてしまいました。が、これは結果的にはナイスタイミングだったようです。くわえようとしたその行為、その気持ちを肯定したことになり、ここからまたトレーニングが先に進むようになりました。1回2回と正解が続くうちに、りおは「これは痛くない!大丈夫!」とわかってくれたようで、だんだんくわえる力も強くなり、5回目くらいにはダンベルをくわえて私の手から抜き取り、部屋を1周して戻ってきたときに私にぶつけてきました。私の手からおもちゃを取るという行為は、マツボックリ事件以来初めてのことです。私はクリッカーを鳴らすと同時に思わずやったー!と万歳してりおと一緒に部屋中走り回りました。この日は特別なジャックポットは用意していなかったので、パンを半分、そしてそれをりおが食べている間に冷蔵庫から何か・・・と思ったのに何もない!!!今日は特に特別でスペシャルだから何か出さなきゃ!!<混乱気味
で、出したのは私用のアロエヨーグルト(^_^;)
1回くらい食べても平気よね・・・とあまーいアロエヨーグルトを1個あげました。りおは、いつもならふたの紙についたところしか貰えないあまーいヨーグルトをたくさん食べられて、とってもご満悦でした。
後になってこの日のアロエヨーグルトが、とっても効果があったのだとわかりました。この日、私はただただ自分が嬉しくて、特別な日にしたくて、ワンコのおやつとしてはNGのあまーいアロエヨーグルトを出してしまったのですが、これがりおにとっても特別な意味のあるものとなったのです。
クリッカーのトレーニングでは回を重ねていくうちにご褒美を少しずつ抜いていきます。トレーニングそのものを楽しめるように誘導していくのです。おそらくワンコの気持ちは次のように変化していくんだと思います。
ママを大喜びさせると、最も特別なおいしいものが食べられる
↓
じゃー、ママを大喜びさせよう
↓
ママが大喜びするとボクも嬉しい
↓
ボクはママが大喜びするのが楽しい
この日は、りおにとってこの第一段階をクリアした日となったのです。この日以降、りおはわけがわからなくて抗議の声を上げることはあっても、決してトレーニング中にあきらめたり、気が散ったりすることがなくなりました。