クリッカートレーニングに用意するもの

 トレーニングの話はちょっと休憩して、クリッカーのトレーニングに準備するものをご紹介します。

基本はクリッカーとご褒美の2つだけですが。このご褒美を各種いつでも出せるように準備するのがみそです。私の場合、ご褒美は

通常 フード(ダイエット用フードを使っています)
   1個だけだったり2個3個貰えたりと小さな変化を付けるのに
   便利だし、小型犬用大型犬用と粒の大きさも揃えやすいです。
   一口でぱくっとすぐに食べられることが条件です。

ジャックポット(最大級のご褒美)
   食パン1枚(せらの場合は1枚ですが、りおの場合は半分)
   ジャーキー1枚
   鳥胸肉1枚(ボイルしてあります)
   美味しいフード一握り
   牛乳一皿(水で薄めています)
   ヨーグルト小皿に山盛り一杯 などなど
   ご飯(食事の前のトレーニングでは、その後のご飯がジャックポットの役割)

 トレーニングを始めた当初はご飯前じゃないトレーニングでもジャックポットがしょっちゅう出るのですが、だんだんにジャックポットは少なくなっていきます。ここ一番の時しかでなくなるんです。今日あたりジャックポットを出せそうだな・・・という時は予め用意しておきますが、私の予想を裏切って突然ジャックポットに値する成果を見せてくれたときは、すぐに用意出来る食パンかジャーキーが飛び出します。

 当然のことですが、ジャックポットを余分に出してしまった日のご飯は量を調整しています。

食べ物で釣るのは邪道?

 通常のご褒美にボールやおもちゃを使うのもありなのですが、私はフードを使います、その理由は、ボールやおもちゃだと、投げてやる→持ってくる→ボールを受け取る→ボールをしまう 又は、ひもを出す→ひっぱりっこをする→離せを命じてひもをしまう という行為によって、トレーニングが中断され、連続した作業を教えづらいからです。また、ボールなどで遊ぶことによって特にせらのようにすぐ興奮する子は精神的にもすべてが中断されてしまい、しきり直しに時間がかかります。静的な動作、連続した動作を教えるのにはご褒美はフードが一番向いていると解釈しています。

 せらの場合はジャックポットとしてボールやひっぱりっこを用います。

 「食べ物で釣ってやらせるなんて邪道!」という声も良く聞きます。ですが、私はそうは思いません。擬人化の例を出しますが・・・(^_^;)

 私たちが毎日仕事をするとき、それは何のためか?と言えば、お金のためだったり、名誉のためだったり、あるいは仕事そのものが大好きだったり・・・と理由は十人十色ですが、毎日毎日「仕事大好き!がんがんやってやるぜ!」という人はそんなには居ないでしょう。毎日楽しみにしているのは『仕事の後のビール一杯と枝豆』だったりします。だけど、その小さな報酬を楽しみに毎日仕事を続けていると、ある日ボーナスが出たりして嬉しくなるわけです。またボーナスが出るかな?とさらに仕事を続けるうちに、いつしかそれが自分にも大きな成果や自信となって、仕事をやるという行為そのものの存在価値が芽生えてきます。

 右も左も分からない新入社員のワンちゃんを毎日の楽しみを与えながら仕事を大好きにしていけばいいのです。私はこの毎日の楽しみとしてのご褒美を大事にしたいと思っています。毎日美味しいビールを飲むために仕事する・・・気がついたらあれもこれも出来るようになっていて仕事が楽しくなっていた・・・それでいいんじゃないかと思うわけです。