りおとクリッカートレーニングをすることになったいきさつ
ダックスフントクラブというところでフィールドトライアルを開催している。
この情報をホームページを通じて知った時、ぜひやらせてみたいと思った。このフィールドトライアルはダックスの本来の仕事である、鼻を使って獲物を探し当て、それを知らせるという行為をスポーツとして実践するというものである。(本当のお仕事だとここから獲物を追い出すこともあるけれど、とりあえず、追究の部分までである)
公園などで放してやると、りおはよく繁みの中などから古いボールや壊れた靴のゴム底などを得意げに探し出してくる。その様子を見ていると、ヒクヒクと鼻を動かしているので、上手に鼻を使っていると思っている。それではその能力をどうやって私と一緒に使ったらいいんだろう。
おやつを使って宝探しゲームをやってみた。大好きなジャーキーを隠して探し当てたら食べられる。こんなゲームです。りおはボールやおもちゃにそれほど執着がないので、食べ物が一番!と思ったのよね。
ところが、これはあまり良いトレーニングではないことに、すぐに気づくことに(笑)
「探して」のコマンドが入ったことだけかな?<イイコト
ジャーキーが食べられるとなれば、りおは目の色を変えて探しまくるし、すぐに好きな遊びにはなったけれど、「私と一緒に」の条件が完全に欠落したトレーニングでした(-_-;)
ある日、追究のトレーニングってどうやるんだろう?
となにげなく友人に相談したら、即「持来は出来る?」と聞かれた。
?????なんで追究と持来が関係あるのか?????
無知な私に友人は優しく教えてくれました。
「見つけても持って来れなくちゃダメでしょう?」
がーん。だから前述のトレーニングは失敗だったんだわ。ジャーキーは見つけたらすぐにその場でむしゃむしゃ食っちゃう。そうよね、獲物をその場でむしゃむしゃ食うようじゃ・・・(^_^;)
友人によれば持来が完璧に出来る様になって初めて選別(匂いをかぎ分ける)のトレーニングをし、それから追究のトレーニングをするのだそうです。それでは持来の練習からスタートしよう!となればいいのであるが、ここにはとても大きな問題がありました。
りおは小さい頃あまり活発な子ではありませんでした。どちらかというと、ぼーっとしていておもちゃにも、おやつにも関心を示さない子でした。そんなりおが、帰省の途中寄り道した京都御所の広場でいいものをみつけました。それは「マツボックリ」です。当時まだ6ヶ月のりおが口をめいっぱい開けてマツボックリをくわえ広場を駆けめぐりました。とても得意そうでした。いつもボーちゃんのりおが楽しそうなので私も嬉しくなり、「そうだ!これをきっかけにボール投げを教えよう!」と思ったのです。それには、まずマツボックリを回収しなければなりません。りおを追いかけ追い越し、りおに「ちょうだい!」と手を出したのです。すると、りおは私の目の前で直角に曲がり、そのまま行ってしまいました。よくある光景ですよね(笑)今度はやられるものかと、もっと素早く手を出しりおのマツボックリをつかみ取りました。キャン!どうやら、マツボックリを取る手が口の横にあたったみたい。

この時、私は「あら痛かった?」くらいにしか思わなかったのです(悔やまれる無知)。ごめんごめんとりおをなでると「もうママびっくりしたんだからあ!」とぺろぺろしきりに舐めてきました。まさかこれが大きなトラウマになるとは思いもしませんでした。そのあと、マツボックリを投げてやるとりおはまた喜んで取りに行きました。そして、私が「ちょうだい!」と手を出すと、私から1メートルほど離れたところで、ポイっと私に向かって投げ出しました。そして、私は満足したのです。りおちゃんお利口だね、ちゃんとくれたね・・・と。
その後、りおの好きなおもちゃを見つけました。柔らかいゴムの小さなピーピーボールです。このボールだと喜んで遊ぶ様になったのですが、どうしてもちゃんと持ってこないのです。1メートル手前で私に向かって投げ出します。いくら「もっとこっちにおいで」と言ってもそれ以上近くに来ません。それでも強く「カム」と言うと、ボールを捨ててからやってきます。
りおは、小さい時の経験でこう覚えてしまったんでしょう。
ボールは少し離れたところに出さないといけない。
ボールをママの手の届くところに持っていくと痛い。
最初の内こそもっと近くに持って来させようと褒めたりすかしたりして呼んでいたのですが、特に困ることもないし、楽しくボール投げが出来れば1メートルくらいの距離は、どうでもいいものになっていきました。
りおはもう5才を回りました。6ヶ月の時から、ずーっとこの中途半端な持って来いの遊びしかしていません。ちゃんとした持来の練習をするとして、果たして私の手まで持ってきてくれるのでしょうか?しかも大好きな柔らかいおもちゃじゃなくなんだか固くて持ちにくそうなダンベルを・・・。
ここで私の気持ちはいったん萎えることになります。
「ま、いいか、お茶の間犬だし・・・」<究極の言い訳(笑)
ところがそれから少しして、前に相談した友達の家に行った時、あるものを手渡されました。それは小さな・・・ダンベル。(どっひゃー、どうしよう、今更やめたとか言えないかなぁ・・・)
「へえー、こんなかわいいのあるんだね。ありがとう」と、結局やめるなどとは言えずにカバンに入れました。帰り道のカバンは重かった。
さて、家に帰ってそのダンベルを出してみるけれど、いったいこれをどうしたらいいものか。
しばらく眺めてまたカバンに戻す。そんなことを何回か繰り返し、そのダンベルはカバンの中の住人となってしまいました。とりあえず、その友達が紹介してくれる先生のお教室に行くまでしまっておこうと思ったんです。<カバンの中に?(笑)
ある日また別の友達の家に遊びに行った時、ふとカバンの中のダンベルに気づき、「ねえねえ、こんなかわいいの貰ったの」と見せたのです。「でも、やり方わかんないの<をいをい」
すると、「ちょうどいいからダンベルでクリッカートレーニングしてみれば?」とすすめられました。
前からクリッカートレーニングには興味があって、この友達に教えて貰い、せらとのトレーニングに断片的に使ってきました。りおにはまだほとんど使ったことはありませんが、クリッカーがなるとおやつが出てくることだけは彼は熟知しています(さすがの食いしん坊)
友達が言うには、せらよりりおの方がクリッカートレーニングに向いているかもしれないと言うのです。
りおとクリッカートレーニングを始めることになりました。
本当にりおに向いているんでしょうか?
非常に???な気分のままトレーニング開始。